第三回 活動報告 6/11.12.1314
目次
今回の参加者 協力者の方へ感謝
平日にも関わらず連日10人以上の方が、
近くは豊橋や遠くは福島、兵庫、大阪、
名古屋から遠路はるばる来て下さいました。
第3回 日吉大地の再生、フォレストガーデン
作りの進捗を共有しておきます。
□今回の参加者 協力者
翔太さん、庄司さん、
たかちゃん、こんちゃん、吉田さん、
ちひとさん、ひとちゃん、きよちゃん、
あきちゃん、まりちゃん、のり子さん、
ゆうこさん、カヤちゃん、原田さん、神さん、
竹内なおちゃん、よしえさん、平尾さん、
ほーちゃん、未来さん、りほちゃん、浩太郎さん
松橋さん、熊ちゃん、水谷さん、よっちゃん、
むたさんとお子さん、のりりん、航大さん、
ゆりさん、まほちゃん、加島さん、
立江おばさん、彰義おじさん、秀元おじさん、
れいさん、おじいちゃん、おばあちゃん、親父さん、
ともちゃん、そら、りく 、
お寺を貸して下さった檀家の皆様、近所の皆様
(順不同)
皆様、本当にありがとうございました。
●6/11 庭の木の剪定
後藤翔太さん、庄司正昭さんが木の根本、
中間層に風を通し形を整えてくださいました。
敷地が広い為、剪定作業は今後も続きます。
風や水を通す剪定に興味があるので
僕自身、剪定を教わり自分でも
出来るようにしたいと思っています。
●6/12 農機具倉庫、車庫の掃除
・午前中は母屋の裏庭でドクダミを皆で摘み、
お茶にして飲みました。
・プラスチックゴミ、粗大ゴミで450キロ
・鉄くず軽トラ一杯とちょっと
・一般ゴミ袋45ℓで40袋以上でました
祖父祖母は物がない戦争時代の体験から、
極力、物を捨てないようにしてきました。
50年以上積み上げてきた農機具の掃除、
一人では心が折れていました。
人と人が力を合わせるパワーを
目の当たりにさせてもらいました。
庭や家全体の空気が変わりました。
一人一人に心から感謝しています。
今後、掃除した農機具倉庫はフォレストガーデンが
見える休息室、憩いの場にしていく予定です♩
●6/13 家の周りの垣根にあったゴミ出し
・鉢植えやパイプ、トタン板、瓦など、
家の周りで風を遮っていた物の整理、破棄。
・外にあるボットン便所の壁に、
風の通り道となる風穴を開けました。
後藤翔太さんは新城に関わりだした初日から
ここの風通りの悪さを指摘していました。
家も会社も風通りが良いことが大切で、
風の通りが悪いと様々な支障がでてきます。
奥崎航大さんがお洒落な風穴を作ってくださり、
庭や家の中の風通りが変わりました。
●6/13.14 家の前の水はけをよくする
水路を作り家の前の水はけを良くし、
風を通していきました。
現状、雨が降ると家の前の通路は水が溢れ、
数センチ掘ると土の中はひどく傷んでいました。
水はけの悪さは外の石垣を膨らませ、
土地や家全体を傷めていました。
家の前に水路となる穴を重機で掘り、
穴の中に前回皆で作った“竹炭”を敷き、
その上に水路となるパイプを通しました。
パイプの周りにはこちらも前回、
竹から切り落とした“笹”を一定方向に刺し、
(土の中に水と空気が通る空間を作るため)
さらにその周りにトンカチで“割った竹”
“木の杭”を“しがらむ”ように置いていきます。
車が乗っても水路が潰れないように竹、杭、笹を
力を分散させる様に緻密に置いていきます。
“しがらみ”が強いほど強度が増すそうです。
最後に、
もみ殻くん炭やウッドチップを土に混ぜ、
人や車が通れる様に土をかぶせていきました。
・地中の粘土質になった土はブルーシートの
上にのせ乾燥させることで再利用していきます。
大地の再生では掘り起こした土や切った竹、石など、
それらを資材として生かし、一つ一つを丁寧に扱う
姿に毎回感動します。
・家の前の通路に芝生のタネを巻く
大阪に帰る都合僕は14日18:30に新城を出発、
後藤翔太さん、庄司正昭さん、
奥崎航大さん、奥崎ゆりさん、よっちゃんは
雨が降りだした20時過ぎまで作業を続け、
最後、芝の種を奥の通路に撒いてくれました。
どうなっていくのか楽しみです。
●種の購入
1代限りで終わるF1種の種ではなく、
固定種の種を愛知県豊川市にある
種屋さん行き買ってきました。
(大豆、オクラ、青梗菜、枝豆など
時期的に種を撒けるもの)
偶然にもこの種屋さんは母の実家すぐ近く。
車で10分もかからない場所です。
種屋のオーナーさんと話が盛り上がり、
帰り際、ホーリーバジルの苗を
プレゼントしてくださいました。
(ご縁の深いハーブなので驚きました)
このホーリーバジルがフォレストガーデンに
妻と植えた最初の苗になりました。
【4日間の個人的な感想】
4日間で家の周りの水の通りを整え、
水が通ると空気が流れ風が起きました。
水が通り風が通る瞬間は何度立ち会っても感動します。
土を触り剪定すると、元気のなかった
紫陽花(アジサイ)がすぐ元気になりました。
自然は正解を目に見せてくれました。
人は自然と共存することができる。
人間は本来、自然を破壊する生き物ではなく、
自然をより豊かにする存在なのだと確信します。
もう一つ。
今回ずっと気になっていたことがありました。
それは、
フォレストガーデンを手伝いに来てくださった方に
農機具倉庫の掃除をお願いしていいのか?
僕の中に心の葛藤がありました。
(父も叔母も感じていました)
今回参加してくださった原田さんになぜ
フォレストガーデンを作りを始めたのか?
語っているときに涙がこみ上げてきて、
大切なことを思い出しました。
僕はフォレストガーデンがしたいんでなくて、
先祖からの土地をなんとかしたい。
いや、なんとかするんでなく楽しもう!